佐賀の出版元 出門堂 | 2008年08月

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Posted by さがファンブログ事務局 at
 

2008年08月28日

ヌマムツ

ヌマムツ。

先日掲載したカワムツとそっくりですが、
あごに赤いぶつぶつがあるのが特徴です。
写真のヌマムツは15㎝以上ありますが、
これを網ですくったときには、なにごとかと思うほどの手ごたえがありました。
(X)
 


Posted by 出門堂 at 10:30 | Comments(0) | 今日のひとこと
 

2008年08月13日

帰省

この時期、ふるさとで過ごす人も多いことと思います。佐賀へ帰省される方へ読んでいただきたい一冊をご紹介します。
「にゃーごとあろう」父の後ろ姿  小山内富子著
なつかしい佐賀の風景とともに、昭和初期の人々のつながりとあたたかさが満載です。

―― 「魚の哲学」より ――
「昔ゃない、我がん家の川端に魚のどっさい泳ぎよっとば見つくっきい、竿竹ば持ってきて、飯(めし)盗人(ぬすっと)、早(は)よあっち行けちゅうて、魚ば追っ払いよったちゅうばい。……」

「なし、魚の飯盗人ね」

「魚ば菜(しゃあ)に飯ば食(た)ぶっき、美味(うま)か魚につられて、飯ばどっさい食(く)うてしまうけんたい」

「そんない、ご飯の代わりに魚ばどっさい食べたらよかやんね。魚は栄養価も高っかし、堀から、只で取りゆもん。……」

「栄養はあっばってん、魚ばっかいじゃあ、働く体力はできんたい。それにない、人間、贅沢な味ば知ってしまうぎ、もとにゃ戻りにくかたい。第一、只で手に入っとも、労働者にとっちゃ禍(わざわい)の種(たね)たい。只の味ば覚えてしまうぎ、働くとが阿呆らしゅうなって、勤労意欲の削(そ)がるっちゅーてない。そいが、家の切り盛りば受け持っ姑婆ちゃんたちの生活哲学じゃったったい」
つつましく、そしてたくましく生きていた昔の人から学ぶことは多いです。
ところで、この美味しい魚は何だったんでしょうね?

出門堂の本は佐賀県内の書店でも販売しています。

(M)

 


Posted by 出門堂 at 17:49 | Comments(0) | 今日のおすすめ
 

2008年08月10日

佐賀の淡水魚(カワムツ)

佐賀東部の川でつかまえたカワムツ。
ヌマムツは顎のあたりに赤いブツブツがありますが、それ以外はそっくりです。
わたしがアミをしかけるポイントには両方が生息しており、
15センチほどのヌマムツと10センチのカワムツが同時にアミにかかったこともあります。

近日ヌマムツの写真も掲載します。
(X) 


Posted by 出門堂 at 10:00 | Comments(1) | 取材日記
 

2008年08月08日

「大人はしっきゃ親代わりたい」

「にゃーごとあろう」父の後ろ姿』の名言集。今回は、「大人はしっきゃ親代わりたい」からご紹介します。
世間の大人は、しっきゃ子供に責任ば持たんばならん。親代わりのようなもんじゃっけん

近所の小父さんが夜道を家まで送ってくれたと話したときに、父が少女に返した言葉です。わかってはいるけれども、なかなか言える言葉ではありません。心に刻んでおこうと強く思いました。
(A子)
 


Posted by 出門堂 at 09:51 | Comments(0) | 今日のひとこと
 

2008年08月05日

光の雨(花火)


8月3日陸上自衛隊目達原駐屯地での花火大会。
光の具合でたまたまおもしろく撮れたので紹介します。
(X) 


Posted by 出門堂 at 11:30 | Comments(0) | 今日のおすすめ
 

2008年08月02日

佐賀の乱最後の激戦地「境原」の白蓮

8月2日朝の、佐賀県千代田町境原の蓮です。
「境原」という地名は佐賀の乱の最後の激戦地として有名です。
ありきたりですが、
夏草や兵どもが夢のあと(芭蕉)

を想起します。
「佐賀の乱」としましたが、近年「佐賀戦争」と呼ぶべきと主張する人たちもいます。
なにかのために命を賭した人々がしのばれるこの地の蓮のたたずまいの前に、
ただ静かに立っていることしかできませんでした。


(X) 


Posted by 出門堂 at 16:30 | Comments(0) | 今日のひとこと
 

2008年08月01日

ヨシノボリ

ヨシノボリ。
佐賀県東部の川でつかまえたヨシノボリです。
ちょっとドジョウにもにていますが、ヒゲはありません。
佐賀の川にはたくさんいますが、
川底の色となじんでいるのでなかなか見つかりません。
おなかに吸盤のようなものがあり、
水槽の壁にはりついた状態で水面まで上っていきます。
愉快でかわいらしい魚です。

(X) 


Posted by 出門堂 at 09:47 | Comments(0) | 取材日記