佐賀の出版元 出門堂

2008年07月02日

おもやいの気持ち

6月30日付佐賀新聞の有明抄に小社出版の絵本『おもやいどがしこでん』について記事が掲載されました。一部をご紹介します。

「もやう」という方言は「共同して使う」の意味。……語源は「舫う」から来ている。船と船をつないだり、船を杭につないだりすることだ。……人と人の付き合いの中で「分かち合う」「一緒に使う」の意味に変えた昔の人の感性はすばらしい。個人主義が横行し、ふれあいが不足している現代こそ、もういちど「もやう」ことで思いやりや親近感が生まれてくる

そして、神埼ライオンズクラブ40周年を記念して出版されたこの絵本に対して

……神埼の地名は「神幸(かみさき)」を由来とするとの説もある。古来から神と深いつながりがあったのだろう。絵本のタッチも原初のエネルギーにあふれている。

昔から続く「おもやい」のやさしい気持ちを今の子供たちにも繋げていきたいものです。

(M)






同じカテゴリー(今日のおすすめ)の記事画像
イトモロコ(佐賀の淡水魚)
オイカワの雄
光の雨(花火)
人と人とのつながり
☆新刊のお知らせです☆
同じカテゴリー(今日のおすすめ)の記事
 西郷隆盛と副島種臣 (2008-12-08 12:00)
 「よみかき論語」を出版します (2008-11-20 11:00)
 イトモロコ(佐賀の淡水魚) (2008-09-05 10:30)
 オイカワの雄 (2008-09-02 10:30)
 帰省 (2008-08-13 17:49)
 光の雨(花火) (2008-08-05 11:30)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。